|
||
賛否両論の最終巻だと思います。 が!!原作より先にOVAを見たので、原作の神林氏の思惑では無く、自分の好みの解釈で楽しめました。 <楽しみスギだ(^^;;) ホントにGONZOさん原作クラッシュしてます。も、全然違いますね! でも・・・OVAにアラがある様に、原作にもアラがあります。どこをどう取って楽しむのか、それこそ「人間」にしか出来ない事です。どちらにも、こだわり過ぎないで、お互いを補足しあって楽しめれば一番良いのではないでしょうか? そういう意味でも、「原作より先にOVA見た方がいいですよ」とアドバイスしてくれた、雪風ファンの方には大感謝です・・・またお会い出来ると嬉しいのですが・・・ ま、最終巻ですがネタバレ感想!!!で、前半だけで〜す。 |
||
<<OPERATION:5 −前半−>> 南極からフェアリイへ戻る最中、謎の空間が雪風を覆う。頭上にはジャムがコピーした旧雪風:グレイシルフが・・・コクピットには零自身のコピーが搭乗していた・・・ 〜・〜・〜 前巻の続きなんですが、これは原作読めよ、ちゅー制作者側が説明一切省いたシーンですね・・・ブッカー少佐目線で描かれてる為、観ている側にも「何が起こっているのかわからない」 前回も書きましたが「これでいい」んですわ。 ジャムとは一体何なのか・・・これが「メインテーマ」じゃないですか〜そんな明確に答えを見せなくてもいいんだよぅ。 解りやすくて楽しい=いい作品って事も無いと思うんだよねーかえって想像の余地が無くて、すぐ忘れてもいい「消費型」の作品になる気がするんです。 明示しないからこそ伝わるモノもあります。 |
||
|
||
〜・〜・〜 クーリィ准将が、ライトゥーム中将・リンネベルグ少将と「お茶会」という名の戦略会談に招待した。場所は無防備な誘導路脇、ブッカー少佐、零、エディス大尉も同席し、雪風が出席者達に照準を定めたままで。 会談の最中、ロンバート大佐が自ら指揮する一度戦線を離れた隊員で構成された「再教育部隊」を率いて反乱を開始する。一度戦線を離れた隊員・・・それはジャムにコピーされた人間達だった。 次々と攻撃を受け瓦解するFAF・・・お茶会に出席中の司令官達も攻撃を受けるが・・・ それは特殊戦が仕組んだ罠、「そこに人間がいる」という架空の情報に対して攻撃しただけで、現実の人間達は既にフェアリィ星からの撤退行動に移っていた。 再教育部隊制圧の為、雪風が無人で離陸する。 |
||
〜・〜・〜 はじめてのおつかいを観る様に「ゆっきーガンバレ!」と声援を送ってしまうあたり・・・変か?変だな?!でもいいのさ、FAF航空史で岡部閣下も同じ事言ってたから!光栄っす! 余談ですが、岡部いさく氏、どーも「大佐」というイメージがあります(昔は少佐だった・・・出世してますな)拝見してると「尊敬する上官の一人」って雰囲気が!なので「閣下」と付けてます(笑) |
||
|
||
自分の生死も、自我の保持も考えずジャムに殉ずる・・・全てと引き換えに相手のことを知りたいって言っちゃったら、それは「愛」でしょう? ま、一歩間違えば「固執」だったりもするんですが・・・原作そっちだよねぇ・・・ そこに陥らず「お互い理解し合う」に、ゆっきーと零が行けたのは奇跡なのか、それとも当然の事なのか。ぐるぐる考えちゃいますね。 何故、周囲にまったく無関心で、雪風に固執しているダケの状態だった零が、その境地に至る事ができたのか・・・普遍的な事だけど、ちゃんと教えてくれた人がいたんだと思うんだ。 もう懇切丁寧に! え?誰がって?そりゃ他にいませんがな(*^^*) |
||
.. | ||