雪風 No.03-2

＜＜Operation.３　-後半-　＞＞

<2007.3.25>

いろいろネット彷徨って見たんですが、この辺で手放してる人多い気がします。
私、全然そんな気起きませんでした。というより「捕まっちゃったかな？」と薄々（笑）

ではでは、毎度好例ネタバレ偏見感想へ。
トマホークさん、書きにくいので「トム・ジョン大尉」で統一です。

調査中、バンシーⅣが軌道を外れ絶対防空圏に抵触し始めた・・・何者かに乗っ取られＦＡＦ地上基地へ墜落するのかもしれない・・・零とトム・ジョン大尉を乗せたまま、バンシーを打ち落とす為に弾道ミサイルが発射される。

追跡調査を中断し、零へ脱出を促すブッカー少佐。連絡が取れた零が内部の様子を伝えてきた・・・「ジャムが人間のコピーを作っている」
バンシーⅣはジャムに乗っ取られ暴走、乗員はジャムに取り込まれていたのだった。

零の答えを聞いて、ブッカー少佐は自分のやっている追跡調査の目的に気がつく。ＦＡＦ内部にジャムが侵入している可能性がある為、その可能性の高い「一度前線で負傷し、消息不明だった事がある」零とトム・ジョン大尉が、ジャムであるかどうかを調べる為だった。

○バンシーに着いた時、なんでロボット破壊してるの？
●戦闘機牽引用ロボットなんだって。こいつらに雪風が発進できないトコロへ連れ込まれたらヤバかろう？
ここで零が結構「いいツラ」して破壊してんですよ。「俺の雪風に手出すんじゃねぇ！」って感じでvvくくっ、可愛いヤツめ。

○ブッカーさん、零は絶対ジャムじゃないって確信してるけどさ～この後、零・本人もわかってなかったとか言ったら嫌だよね。
◎主人公なんだからソレは無いでしょ。雪風も反応して無かったし。

・・・って、トム・ジョン大尉にも反応してねーんだな・・・ジャムなら反応するハズなんだよな・・・
原作読んで推察したんですが「雪風が何かに怯えてる」ってのが、コレに当たるのかな？
ジャムであるという反応もあるのに、高い確率で目の前にいるのが「トム・ジョン大尉」であると認識できる。数値の高いトム・ジョン大尉である確率」を優先したけれども、ジャムであるという推論が捨てられない。
・・・だから雪風が怯えているって事ですか？

後、零がジャムじゃないってブッカー少佐がわかってるのは、あったり前じゃないですか！
そりゃ聞いたんですよ、か・ら・だ・に。
とか普段は言えません。いや、ここには書くけどね（＾＾；）

スーパーシルフ形のジャムと交感していた所を零に止められ、自分がジャムであることを知ったトム・ジョン大尉。ジャムでも連れて返ると言う零を押しとどめ、バンシーIVと運命を共にする。
機械の心臓とジャムの身体「・・・でも僕は人間ですよね？」そう言い残して。

ここは台詞がぁぁぁ～もう少し、もう少しだけ原作に寄って欲しかった！微妙なトコなんですけどね。原作の方、この台詞が好きなんですよ～
自分に人間らしい感情がある事が、イマイチわかってない零が・・・くくっ、可愛いヤツめ。
これは入れて欲しかったな。

・・・この話、ちょっと原作よりＯＶＡがいいんでないの？と思ってるんですよ。
まず、原作は単に「プルトニウム炉の心臓」なだけで、義手をつけてるのとかわらない。そんなに「自分は人間か？」と悩む問題じゃない気がするんですよね～
まーこれも時代だよねー最近なんて、魂が鎧にくっついてるだけでも人間でＯＫな人もさ（＾＾；）

そういえば「電算室」には笑いました。懐かしい～最近聞かなくなりましたし（今はサーバ室とか、コンピュータルームとか）＜改＞を付けて原作出しなおしたのも、時代を考慮したからなのでしょう・・・もう耳なじみすらないですよね。

掲載当時、雪風に手が出なかったのは、かなり現実らしい機械構成なのに、都合のイイトコだけオーバースペックって辺り・・・どうも気になってね。
この辺りＯＶＡでは、ほどよく原作をクラッシュして再構築してると思うんですよ。それでも、考慮されているからこそ臭う「基本構造の古臭さ」が、他のＳＦの科学技術を見慣れた人からしたら、かえってわかり難いポイントになっているのかも？

やっぱＯＶＡと原作は分けて考えた方がいいですよ。どちらかが、どちらかの補足って感じで。

８インチフロッピー見たことある人、手ー上げてっ！はい！
って・・・誰もいなかったりして・・・ぎゃ～